インスタライブvol.06

有元葉子インスタライブ フライドチキンとサラダ

2022年5月15日の日曜日、6回目となるインスタライブを行いました!見逃した方はこちらからアーカイブをご覧になれます。→インスタライブvol.06アーカイブ

沢山の方に視聴いただき、ありがとうございます。
今回は、行楽の季節におすすめの大人も子供も大好きな『有元家のフライドチキンと春野菜のサラダ』の2品を作りました。


ライブ中にお応えできなかった沢山の質問や、レシピの分量なども記載しましたので、参考になさって下さい。

INSTAGRAM LIVE REPORT

有元家のフライドチキン

● 材料(鶏一羽)
・鶏 1羽
・塩 適量
・ニンニク(すりおろし) 適量
・ローズマリー 適量
・タイム 適量
・強力粉 適量
・太白胡麻油(揚げ油)



● 作り方

下ごしらえ
鶏を一羽を食べよくカットする。無い場合は骨つきもも、手羽付きなどを使う。
鶏の重量の3%程度の塩を加えてよく混ぜておく。そのままボウルをして冷蔵庫で一晩(最低でも2〜3時間)寝かせる。



揚げる
水で洗い流し、ペーパータオルなどでしっかりと水気を拭き取る。
ニンニク、ハーブ(タイムやローズマリー)などを加えてよく混ぜる。
パウダー缶を使い、まんべんなくしっかりと粉をつける。
鶏肉を形を元通りに整え、しっかりと握り込むようにして粉をつける。



labase(ラバーゼ)の揚げ鍋に、揚げかごをセットし、油を入れ、油が熱くならいうちに鶏肉をしっかりと丸めて形を整えながら、入るだけ入れていく。
中火よりやや弱いくらいの火で十分に中まで火が通るまで揚げる。
4〜5分たったら鶏の上下の位置を変えてまた揚げる。トータル10分程度経ったら、鍋の中の鶏肉の量を半分くらいに減らし、火を少し強火にし、こんがりといい色になるまで揚げる。残りの半分も同じように揚げる。

ポイント
2段階で火を入れることでしっかりと中まで火が入って、表面がパリッとして美味しいフライドチキンができます。

春のサラダ

材料
・お好きな野菜
・オリーブオイル(ドレッシング用) 適量
・白ワインビネガー(ドレッシング用)適量
・塩(ドレッシング用) 適量
・ブラックペッパー(ドレッシング用)適量

●作り方
沢山のサラダをたっぷりの水につけて養生しておく。
綺麗な大きめの布巾の上に絵を描くように、丁寧に好きな葉っぱを並べていく。大きなものは手でちぎる。
布の端の方からくるくると優しく巻いて、冷蔵庫に少しおいておきます。
しばらくしたら布から取り出し、大きなボウルの中で、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、ブラックペッパーをかけサラダハンドでふんわりと混ぜて出来上がり。


併せて読みたい記事→サラダ野菜はテラスからテラスガーデンサラダ



ポイント
他の野菜と混ぜたくない野菜などがある時には、ボウルの中に小さなザルを入れて分けておくと使いやすいですよ。

サラダハンドの使い方はこちらの記事もぜひご覧ください。→私のサラダが変わった日


Q & A

フライドチキン

Q. 米粉でも代用できますか?
有元: 「はい。大丈夫です。米粉や大麦粉でもいいです。」

Q.皮の面は下から油に入れますか?
有元:「どちらからでも大丈夫です。」

Q.フライドチキンが余った時にどのように食べますか?
有元:「サンドイッチにします。チキンとクレソンがとても合うので、チキンを少しほぐして、クレソンをたっぷりと挟んでいただきます。」

Q.火が通ったかの判断は時間ですか?
有元:「はい。時間です。しっかり7〜8分、場合によっては10分程かけてじっくりと揚げます。」

Q.揚げ油は再利用しますか?
有元:「はい、します。野菜の素揚げなど油が汚れていない時は何回か使います。しかし最初から味がついたものや、お砂糖が入ったものなどを揚げると油が汚れますので、そんな時は、さつまいも、なすなどの皮がついたお野菜や、肉の塊など揚げて使い切ります。」

Q.チキンバスケットに使っているバスケットは洗剤で洗えますか?
有元:「地中海のサルデーニャ島で(当時)80歳のおばあさんが、その地域で採ってきた水草で作ったバスケットです。なので、汚れたら軽くぬるま湯などでさっと乾かして使います。」

春のサラダ

有元:「今回は2ヶ所から来ています。一つは前回ブログでもご紹介した自然素材yosagenaのものです。もう一つは美味しい本物を食べる会のものです。」


自然素材yosagenaの記事はこちらをチェック→旬野菜が美味しいお店


Q.大きなボウルで混ぜるこその味ですか?
有元: 「はい。なるべく大きなボウルで混ぜてください。」

Q.ドレッシングを別に作って置いてからかけるのと、その場で作るのではどんな違いがありますか??
有元:「作っておいてももちろん構いません。オイルとビネガーと塩と胡椒があれば、合わせておく必要がないというだけです。ニンニクやアンチョビ、マスタードなどを混ぜて作る時は少し作っておいて瓶などに入れておいてもいいと思います。ただあまり時間を置くと美味しくなくなり風味が落ちるので、和える時に作っています。」

Q.サラダを高く盛り付けるコツはありますか?
有元:「べちゃっとなってしまうのはドレッシングのかけすぎ、ということがあります。ボウルのそこにドレッシングが残らない適量をかけることが大事です。サラダハンドでふんわりと混ぜると野菜全体にドレッシングがうまくからまります。」

Q.おすすめのオイルやビネガーはありますか?
有元:「イタリアのMarfuga oliveoil(マルフーガ)というオイルで、shop281でのみ販売しています。こちらのオイルはウンブリア州のオイルです。標高の高いところで栽培されています。本当に美味しいオイルです。ビネガーは白ワインビネガーをよく使っています。ビネガーの酸味は色々ありますので、ご自身でお好みのビネガーを見つけてください。」

Q.オリーブオイルはオーガニックですか?
有元:「もちろん。オーガニックが基本です。エキストラバージンじゃない場合はオーガニックと言えませんでのご注意下さいね。またエキストバージン=全てオーガニックとも言えませんので、気をつけてください。」

Q.エキストラバージン以外との使い分けはどうしていますか?
有元:「私は使いません。エキストラバージン以外のオイルは、搾油する工場に戸外に搾りかすが落ちていて、それに熱を加え、薬品を加え搾るとできるオイルです。」

Q.オリーブオイルは開封後どのくらい持ちますか?
有元:「オリーブオイルのクオリティによります。Marfugaの場合は1年から2年ほどおいしいです。Lʼaffioranteの場合は2年以上経っても美味しくいただけます。抗酸化物質がものすごく高く、酸化しない。ということです。ポリフェノールが高いものがいいと思います。保管場所は直射日光の当たらない冷暗所においてください。冷蔵庫や冷凍庫に入れても大丈夫です。もちろんクオリティによりますので、色々試してみてくださいね。」

Q.サラダを作るときに使っている木のボウルはどこで購入できますか?
有元:「こちらはイタリアのオリーブのボウルです。残念ながらもう販売していません。」

Q.サラダを盛り付けたお皿はどこのものですか?
有元:「イギリスのブリケット ダヴダさんのものです。」
スタッフ:「ブリケット ダヴダさんの器などはshop281のオンラインショップで購入できます。」

その他

Q.今年は玉ねぎが不作とのことです。手に入りにくい食材がある時はどうしますか?
有元:「無理に買いません。あるもの、できるもので作ります。」

Q.ポテトフライを作る時はじゃがいもを水に晒してから水気を拭き取るのにとても手間がかかるのですが、どのようにしていますか?
有元:「塩水に皮を剥いたポテトをつけておいて、塩を入れた熱湯で5分間だけ茹で、その後ザルにあげておきます。表面の澱粉質を落としてから作ります。こちらはまたインスタライブなどでお見せしたいと思います。」

Q.ぎゅうぎゅうに詰め込んで良いものと、詰め込まない方が良いものの違いは何ですか?
有元:「例えば天ぷらは詰め込んではダメです。中がフレッシュで表面がカリッと、サクッとしたいものの時は詰め込みません。春巻きの様に芯までカリカリにしたい、あるいは骨付きの鶏肉などの時はぎゅうぎゅうでも大丈夫です。何を上げたいかによって変わります。」

Q.鶏肉を揚げる際にどうしても、鶏肉同士がくっついてしまいます。コツはありますか?
有元:「くっついたら、熱い油の中で無理に剥がさないで、labaseの揚げ鍋をお使いでしたら、揚げカゴごと持ち上げて、その中で剥がしてから、もう一度揚げて下さい。熱い油の中では危ないので剥がさないで下さいね。お料理は安全も大切です。」

今回のインスタライブ準備の様子です。今回は出番がありませんでしたが、ナイフスタンドや包丁もさりげなく隅にスタンバイしていました。

サラダの水切りの部分では100年前のリネンをさらに有元が20年以上使っている。そんなリネンの話しもありました。
また、オリーブオイルの生産者さんのお話しなども、とても興味深いものでした。いつかゆっくりとそんなお話の会も楽しそうです。

ぜひ、こんな話を聞きたい、こんな料理を見たい!などのリクエストもありましたらお気軽にインスタのDMなどへお寄せくださいね。お待ちしています。


今回も全てchantotabeteru のインスタグラムにアーカイブがございますので(リンクはこちら→インスタライブvol.06)ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

次回は夏頃を予定しています。
vol.7もお楽しみに!

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