エシカルライフのススメ

エシカル

エシカルって?

ethical(エシカル)という言葉を知っていますか?
SDGsなどに関心のある方にとってはお馴染みの言葉かもしれませんが、きっと多くの方は「エシカル」という言葉もあまり聞いた事がないのではないでしょうか?

今回はそんな「エシカル」について少し学んでみましょう。

ethical(エシカル)って何?

「エシカル」(ethical)とは、「倫理的な」という意味を持つ形容詞です。「倫理」と聞くとちょっと難しい印象があるかもしれませんが、こう言い換えてみることができます。
エシカルとは、「法律で決まっているわけではないけれど、良識的に考えるとこうだよね?」と多くの人が考える「社会的な模範」のこと。

見えないものや他者、生き物へ思いを馳せること。「エいきょうを シっかりと カんがえル」ことがエシカル。どんな人も、今日から世界の問題を解決する一部になれるのです。」とは、日本エシカル協会代表の末吉里香さんの言葉。

難しく考えず、まずはこれでいいと思います。
そして、エシカルな取り組みや考え方と共に「エシカル消費」が注目されています。

エシカル消費とは?

「『人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノ』を購入・消費する」ことがエシカル消費だといいます。
消費者は日々の買い物を通じ、世界に影響を与えることができます。世界で起きている、さまざまな深刻な問題を「消費者として解決する」うえで、自分が与え得る影響が必ずあると思います。

さて、あなたは何を選びますか?

じゃあ何をしたらいいの?

そんなこと言ったって、実際に何をしたらいいか分からない…。そんなふうに思う方も多いかもしれません。
でも、大丈夫!きっとみなさんも、もうすでにやっていることやとっても簡単にはじめられる事ばかりです。
ではその一部をご紹介しましょう!

1.エコバックを持つ

手ぬぐい一枚で作れる「あずま袋」もエコバックとして見直されていますね

2020年7月から日本でもレジ袋の有料化がスタートしました。今まで当たり前に貰っていたビニール袋を消費者は購入することになりました。そこでやっと多くの方が、エコバッグを持つようになりました。
脱石油・脱プラスチックを目指した取り組みのひとつです。

2.地産地消をする

近郊の農家さんの無農薬のお野菜。味も濃くて美味しいです。

地元や近郊で穫れた食材を食べることで、輸送に時間が掛からないため、旬の食材を新鮮なうちに、手頃な価格で購入できる、また輸送によって排出される二酸化炭素を減らすというメリットもあります。

3.食べられる・使い切れる量

日本では年間612万トンものフードロスが発生していると言われています。フードロスは食品が無駄になるだけではなく、生産や廃棄により、大気に二酸化酸素放出や、水や土地などの資源を過剰に使用することにも繋がっています。
食べる分だけ、食べ切れる、使い切れる分だけ買うこと、そんな些細なことも充分エシカル消費だといえます。

フードロスについては是非こちらの記事も併せてご覧下さい。

「Too Good To Go 」スマホアプリが世界を救う?
https://chantotabeteru.com/lifestyle/no-more-food-waste/

どうですか?
誰にでもすぐに取り入れられそうなものばかりですよね。
堅苦しく考えず、自分が楽しくできるところから、が大切なのではないかと思います。

次に、私が実践していることをいくつか紹介します。

ワンハンドビーチクリーン

ワンハンドビーチクリーン・サーフワンハンドとは、サーフィンを終えた後にボードを片手にかかえ、空いたもう片方の手でビーチのごみを拾っていく活動です。サーフィンをする人だけじゃなくても、海に行ったら誰でもすぐにできることとしてゴミを拾っています。少しでも海洋プラスチックの流出を防ぐことができるかも知れません。

●一物全体

マクロビオティックなどではよく耳にする言葉で「そのものを丸ごと全部いただこう」という考え方です。無農薬の野菜などを選べば、皮や根っこまで使うことができて、生ゴミを出す量が減らせます。

●swap meet

定期的に開催されているswap会に参加しています。

swap meet=古着交換会のこと。定期的にSWAP会という名前で開催しているお店があるので、そのイベントに参加しています。子供服などはすぐにサイズアウトしてしまうので、とても助かります。我が家では不要になったもが、誰かにとってはまだまだ使えるものとして交換できるって素敵ですね。
そんな小さな取り組みがいつか巡り巡って、この地球に繋がっていく…
やらないよりは
できることから
少しずつ
やってみよう
そんなゆるりとした感じで続けられるといいですね。

エシカルに取り組んでいるお店もあります

定期的にswap会をやっているお店で、10月に「ethical day」イベントを開催しますのでご紹介します。このイベント、なんと千葉と福岡で同時開催するとのことです。お近くの方はぜひチェックしてみて下さい。

▼自然素材yosagena(千葉県) 
 千葉県柏市にあるとても小さなお店です。店内には、近郊の農家さんから毎日仕入れている旬の無農薬野菜や、無添加調味料、グロサリー、計り売りができる洗剤などのオーガニック雑貨などが並んでいます。旬の無農薬野菜だけを使ったランチもあり、テイクアウトやUber eatsなども対応しています。

Yosagena ethical week 
開催日:2021.10/1-10/7 (10/3はお休み)

イベント内容:シカルオンライン講座/ミツロウラップ作り/あずま袋を作り/ワラーチ作り/オーガニックコスメ保湿クリーム作り/海の落とし物販売/SWAP会/古着回収など

詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.instagram.com/p/CThQscbhp9Q/

▼バンビの木箱(福岡県)

福岡県東区社領にある木のぬくもりたっぷりのお店です。お母さんのための学び場・語り場づくりを通じて子育て支援活動をしています。 店内には、無添加調味料や、グロサリー、計り売りできる雑穀米や、ハンドメイド雑貨などが並んでいます。

BANBINOKIBAKO エシカル2DAY
開催日:2021.10/1-10/2

イベント内容:エシカルオンライン講座/ミツロウラップ作り/端材と海の落とし物でネームプレート作り/古本の回収・販売/CLEANING DAY(とりかえっこ)/アップサイクルアクセサリー販売など

詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.instagram.com/banbinokibako/?hl=ja

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