晩秋のりんご仕事

labase(ラバーゼ)のボウルの中にカットされた紅玉が沢山入っている

秋は収穫の季節、りんごや栗の仕事が大忙しですね。紅玉は出回る期間が短く、いたみやすいので急いで処理します。皮ごと煮ると素晴らしい紅色の煮りんごができます。大きめのボウルにレモン汁をたっぷり絞り、りんごを切ったらすぐに入れてレモン汁をまとわせます。平鍋に重ならないように並べてグラニュー糖をりんご1個につき大さじ山盛り2ほど振りかけます。甘いのがお好きならもう少しかけてもいいでしょう。中火にかけオーブンシートで蓋をして煮立ったら2~3分そのまま煮ます。下側が半透明になったら上下を返し再びオーブンシートをかけて中火のまま煮ると汁気がジュワーッと出てきます。鍋底に煮汁がほんの少し残る程度になったら出来上がり。10分とかかりませんよ。

時間をかけすぎると煮崩れますのでタイミングにご注意を。少し冷ましてから保存容器に移して冷凍します。お正月のりんご羹、干しりんご、タルトタタン、と寒い間は色々にして楽しみます。鍋底に残った煮汁はすぐに固まって素晴らしいりんごのペクチンになります。熱い紅茶と共に鍋底のりんごペクチンを一口食べるのも楽しみです。

りんごのレモン煮を作ると家中がりんごとレモンの甘酸っぱい香りでいっぱいになり、幸せな気持ちになりますよ。紅玉の季節を逸してしまったらフジで作ってはいかがでしょう。その場合は皮をむいて同様につくりますが紅玉よりは少し長めに煮ます。

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