このドーム型の美しい網。これは何でしょう?
ラバーゼのパウダー缶です。
台所仕事では意外に粉を振る場面が多いのですが、このパウダー缶は小さいけれど良い仕事をします。
おかげで粉付けがきれいに出来て、粉の無駄もなくなりました。
魚や肉に衣をつける時、小麦粉を薄くまぶします。
そんな時になくてはならない道具、それが「パウダー缶」です。
●バットに粉を出し過ぎて、余らせてしまうことありませんか?
粉は空気に触れると、あっという間に酸化します。残ったままの粉を使うことがないように、出した粉を使い切るようなサイズにしました。
●なぜ、粉を多めに出してしまうのでしょう?
小麦粉がまんべんなく出て、魚や肉にきれいに粉がつくようなメッシュを決めるために色々な大きさの網目を試行錯誤しました。大きすぎると粉がパウダー状に出てきません。逆に小さすぎると粉が詰まって粉振りにストレスを感じてしまいます。
●粉振りの途中で粉が詰まって、何度もトントンと叩いて粉詰まりを取った経験がありませんか?
これを解決したのがドーム型のメッシュです。メッシュ部分をドーム型にしたことで、粉振りの途中で詰まったりせずにスムーズに シュッシュッと粉が出てくるパウダー缶になりました。
これを使うと必要最小限の粉で隅々まで粉を つけることができます。
魚や肉に小麦粉をまぶす時は、大抵大さじですくって入れますので、パウダー缶の直径は大さじがスッと入るサイズにしました。この直径サイズの筒型なら粉振りしていても手が疲れません。
大さじがスッと入るサイズ ドーム型の蓋が落ちないように止めます
下の画像をご覧になるとわかると思いますが、ドーム型部分の内側は粉の汚れがつきにくいように丁寧に美しく仕上げてあります。
ドーム型の内側もよく見てください。
内側のメッシュの針金の処置が完璧に美しくできています。
過去に他社製品を使っていて、針金の先が出ていた為そこの粉の汚れが取れなくて困った経験がありました。だから見えないところの処置が大切だ、と痛感したのです。
人には見えないところをきちんとする、これがlabaseの真髄です。
空気に触れた粉は酸化しやすいので、粉は使う分だけパウダー缶に入れて使い切ること。
だから、敢えて保存用の蓋は作りませんでした。
使い終わったら、すぐに洗ってくださいね。
小麦粉だけでなく、お菓子の仕上げのパウダーシュガーを振る時にも使えます!