今日から「片付く台所」に変えるには

まずは、完全に乾かしてからしまうこと。洗い物の鉄則です。

台所の清潔を保つためにはよく洗うことのほか、よく乾いていることが大事。

洗い物を拭いた直後すぐにしまわず、もう少し乾かしておきたいものってありますよね。

例えばこれら。

  • まな板などの木製品
  • ザルなどの竹製品
  • 目の細かいザル類
  • 複雑な形でふきにくいもの
  • 樹脂系のもの
  • 空き瓶や蓋など

毎度の洗い物で、ほぼ必ず出てくるこの面子。これらは乾いたふきんで拭いた後、少し外に出しておいた方が良いですね。

湿気が残ったまましまうことがカビや雑菌の増える元。
すぐに戸棚にしまわずに、よく乾かしてからしまいましょう。
些細なことですが台所をきちんと清潔に保つのに大切なこと。
洗い物は乾かしてからしまう、が鉄則です。

水切りかご小をリデザインする中で発見したこと

この夏以降から、ラバーゼの水切りかご小サイズがリニューアルされます。

ワイヤーの向きを90度変えたことで、小さなかごの中にもディナー皿などの大きなサイズのお皿が収まるようになりました。

こう書いてしまえばなんと簡単なことか…。

実際にこれを実現するにはかなりの期間の説得と長ーい道のりがあったことがウソのよう。

その話はさておき、ともかく出来上がった試作品の使い勝手を精査しようと、今まで置いてあった大サイズの水切りをしまい、小サイズの水切りかごのみで生活していました。うん、良い感じ。なんのストレスもない。

今までは、お櫃やサラダスピナー、木蓋などは、水切りかご脇の壁に立てかけたり、窓辺に干したりしていました。

あるとき、ふと思いついて大サイズの水切りかごを出し、そこに拭いたものを置く「乾かし専用の場所」を作りました。

写真の遠近で大きさがわかりにくいですが、
奥が乾かし場(大サイズの水切りかご)で
手前が濡れたお皿を置く通常使用の小サイズ水切りかご。(リニューアル版)

ここで新しい発見。

二つのかごを使い分けることで「食後の片付けがより楽になる」ということがわかりました。

いつも片付けが億劫で…という人こそ、この「乾かし場」をぜひ作ってみてください。断然二つ並べたほうが楽です。

とはいっても、普通は水切りかごを2つは持っていませんよね。

乾かす専用の方は「水切りかご」である必要はありません。

竹ザルやワイヤーのかごなど通気性の良いものならなんでも大丈夫です。


ラバーゼ水切りかごを複数持っている方は、場所に余裕さえあれば2個使いが理想的。私は小サイズの横に大サイズ水切りかごをトレイなしでおき、カトラリーポケットをたくさんつけておきます。コンパクトなスペースにたくさん干せ、勝手が良くてすごく便利です。

あるいはシンクイン水切りかごに洗ったものを入れ、シンク脇には小かごをトレイなしで置いて拭いたものを入れていく、というのも良い。

何が楽なの?と思う方もいるかもしれません。これは頭のなかで想像してもわからないと思います。お手持ちのかごでとりあえず今日から試してみることをオススメします。

「どうしたら台所がすっきり片付くの?」

と、相談を受けることがよくあります。実は片付かない台所には一つの大きな特徴があるのです。

それは、「水切りかごの中に何かが入りっぱなしになっている」こと。

一つの水切りかごの中で乾かそうとするので、次に何か洗って入れると、ほぼ乾いていたはずの前に洗ったものが濡れてしまうから、それもまた置いておく。

そうするといつも何かしら、濡れたものが入っていることになります。これが片付かない原因。

一度「濡れたものを置く水切りかご」を空っぽになるとすっきりしますよね!

この気持ちよさをキープしよう、と拭く習慣が自然に身につきます。

濡れたものを置く水切りかごと、もうちょっと乾かしたいものだけをいれるかご。

この二つのかごを使い分けるだけで、水回りがすっきりし、簡単に清潔を保てます。

この一歩が、なかなか片付かない台所が「片付く台所」に変わる大きな第一歩になりますよ!

お手持ちのもので工夫して試してみてくださいね。

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