我が家にいつの間にか、集まっていたバターナイフ。
親が使っていたもの、お土産、お引き出物や記念品で頂いたもの、などなど。
そういえば私はバターナイフを自分で買ったことがありませんでした。

あたらめて我が家のバターナイフコレクションを眺めてみると、ステンレス製がほとんど。
柄の部分に昭和風な細工があったり、可愛らしいデザインのものもありますが、バターを塗るブレード部分はどれも同じような形で、サイズはどれも小ぶり。
これが一般的なのかしら?
使い勝手はどれも同じで可もなく不可もなく。
ん?
いやいや「可」ではない、よく考えてみると「不可」でした。
使い勝手がよくなくても、あまり何も考えず使っていたのでした。
使い勝手が悪い理由を、あらためて観察してみます。
- バターが切りにくい → ブレード部分が厚いから?
- バターが塗りにくい → ブレード部分がしならないから?
- 柄の先端が掌に当たって痛い → 柄が短いから?
そもそも、バターナイフっていつ頃からあるものなのでしょうか。
アンティークの銀食器などでは、柄の部分が象牙だったり銀の部分に細かい細工が施したカトラリーを見かけますよね。
当時は冷蔵庫もないし、きっとバターは柔らかかったのではないかしら?
柔らかいバターをすくうには充分な道具ですが、今の私のニーズには合わない、ということに気がついてしまいました。そろそろ、使いにくい道具とはお別れしましょう。
ようこそ、ブレックファストナイフ

la baseのブレックファストナイフは、まずブレード部分が薄くて、ギザギザがついていて、よくしなります。
ということは、バターにもスッと入って必要なだけ切れます。幅があるのでジャムもすくいやすいです。


柄が長くて握りやすい。オリーブ材なので手の感触も心地よいです。
サンドイッチを作る時は、たくさんの食パンにバターを塗るので、その塗りやすさを実感しますよ。
我が家には2本。一人1本ずつこのナイフをテーブルナイフとして使っています。ギザギザがあるので、ベーコンやソーセージ、プチトマトのカットもブレックファストナイフで十分です。チーズやフルーツのカットもOK。
そのネーミングの通り、パンの朝食時はフォークと共に欠かせない道具となりました。