本からのひと言

さて、「さもない」とは、たいしたことはない、どうってことはないという意味の言葉。
我が家のさもないおかずはこむずかしいプロセスなしで、馴染みの食材で、が決まりです。

(中略)

食材がいろいろあるのではなく、むしろこれしかない、という条件下で知恵を絞ることに料理作りの醍醐味さえ感じます。

(中略)

立派なメイン料理はさておき、普段のさもないおかずの引き出しがあればあるだけ料理力が身につきます。

「有元家のさもないおかず」
有元葉子 著
株式会社三笠書房
2121年11月25日 初版

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