取っ手が付いたざるはよく見ますが、その飛び出した取っ手が邪魔で収納に困ることもあるのでは。
友人宅にあったT-falのインジニオというシリーズについている着脱式のハンドルを見て、思いつきました。
これってラバーゼに付けられるかも?
イギリスのAmazonでセールをしていて、このハンドルが£9.89 (約1,600円)だったので試しに買ってみました。
片手で着脱できるようになっています。赤いボタンでオープン、下部黒いボタンでクローズ。
白い矢印で描いたカーブにラバーゼの縁が合えば、このハンドルが使えるはず。
ラバーゼの中サイズのざる、ぴったりと合いそうではないですか!
いけます!安定感あります。
浅ざる小、合います。
浅ざる中も、合います。
浅ざる大はダメでした。全く閉まりません。大シリーズはプレートだけにハンドルが付きました。
そもそも大ざるや大浅ざるに取っ手がつくメリットが思い付かないのでよしとします。
ためしに蒸しパン作りに使ってみましょう。
まずは丸ざる中を入れた大きな鍋にお湯を沸かします。
浅ざる中にオーブンシートを敷き生地を流します。これを鍋の中に置く時はやけどをしないようにゴム手袋を使っていましたが、今回はこのハンドルでひょいっと乗せることができました。熱い蒸気がたっぷり出ているところに入れるので、着脱式のハンドルを使って入れられるのは楽でした。
30分蒸して出来上がり。湯気が立ち上がる中、この浅ざるを取り出します。
ちょっとトングで引き出しつつ、もう一方の利き手で浅ざるの端を掴みます。
取り出せました!
ゴム手袋とどちらが便利?というと、ゴム手袋をはめる手間を考えても手の感覚で確実に持ち上げられるので、正直このハンドルが特別に便利とは言い切れません。ゴム手袋は常に台所にあるという方も多いでしょうし、わざわざハンドルを買うこともないでしょう。
パスタのお湯切りには、網じゃくしやトングですくいあげ、ソースの入ったフライパンに入れていくので、ざるは特に使いません。素麺を冷やす時もシンクにざるを置いて流すので特に取っ手の必要を感じたことがない。
取っ手付きのざるやボウル、これは便利!って思えるのはどんな使い方なんでしょうね?もし何かひらめいた方はぜひ教えてください。
プレートは大中小全てに付けることができましたが、ハンドルの角度が下がってしまい、ちょっと微妙。
写真は26cmの鉄フライパンに大プレートをのせたところ。
ハンドルの方向がちょっとおかしくても使えないことはありませんが。
鍋やフライパンの蓋が足りない時に臨時でプレートを蓋として使うこともあるので、このハンドルを付ければミトンをはめる手間がなくなって良いかもしれません。
以下、ラバーゼ製品と「T-fal インジニオ専用ハンドル」の対応表です。
T-fal Inginio ハンドルとの相性 | |
ラバーゼ丸ざる小 | ○ |
ラバーゼボウル小 | ○ |
ラバーゼ丸プレート小 | △ |
ラバーゼ浅ざる小 | ○ |
ラバーゼ丸ざる中 | ○ |
ラバーゼボウル中 | ○ |
ラバーゼ丸プレート中 | △ |
ラバーゼ浅ざる中 | ○ |
ラバーゼ丸ざる大 | ✖️ |
ラバーゼボウル大 | ✖️ |
ラバーゼ丸プレート大 | △ |
ラバーゼ浅ざる大 | ✖️ |
もちろんこの使い方はT-falもラバーゼも保証外の使い方です!
この対応表が一体誰のお役に立てるものなのかもわかりません。
ちょっとした思いつきでやってみましたが、これは便利!と思える使い方を発見したらまたご紹介したいと思います。