まいにち使える、使いやすい玉子焼き器を作りたい!
ラバーゼの玉子焼き器を作ったきっかけ
右がラバーゼの玉子焼き器。この左の年季の入った銅の玉子焼き器は、有元が45年くらい前に築地の道具屋で求めたもの。伊達巻きを焼くために木の取っ手を外してオーブンに入れられるようにしていました。
「同じ伊達巻きを作りたい」という声に答えて、持ちやすい短い取っ手をつけた鉄製の玉子焼き器をラバーゼでつくったのです。
使い勝手がよい道具を使えば、料理の腕も上がります。たとえば薄焼き卵はお料理上級者がつくるものと思っていませんか?
そんな事はありませんよ!
写真はラバーゼ玉子焼き器で薄焼き卵を量産しているところです。鉄製はテフロンと違ってちょっと重みもあるのですが、でもその素材と板厚のおかげで最適な火加減で焼くことができます。
最初の一枚は鉄の表面に油がよく馴染んでいなかったりして失敗することもあるかもしれませんが、味見用と思ってめげずにどんどん焼きましょう。油をしっかりキッチンペーパーで敷いてあげれば、どんどん上手く焼けていきます。
冷やし中華そばや混ぜ寿司に欠かせない錦糸卵ももこれを細く切れば美しく作れます。
厚みのたっぷりあるジュワッと甘い汁の出る江戸好みの玉子焼きもお手の物。
卵を7〜8個使うと築地で売っているようなたっぷりした卵焼きが作れますよ。大根おろしで頂くと美味しいですね。
卵は大好きだけれど、いくらなんでも毎日玉子焼きはしません…!
なのに毎日使えるってどういうことでしょう?
玉子焼き器 は「四角いフライパン」
ラバーゼの玉子焼き器は卵の焼き色が均一に付くように、他の軽さを重視したラバーゼの鉄フライパンよりも板厚を厚くしてあるので、肉でも野菜でもじっくりと焼くのにとても具合が良いのです。炒め物はフライパンが良いですが、動かさずにじっくりと焼くにはこれがおすすめ。美味しく焼けます。
名前は「玉子焼き器」ですが、鉄の「四角いフライパン」だと思って下さい。そうすると卵だけに限らず、ぐんっと用途が広がります。ステーキや野菜も、焼き色がいい感じに付くのです。1人〜2人分の食卓にぴったりな面積。
持ち手が短くシンプルな形なので、食卓に出来たて熱々をどんっとそのまま出すのも良いですね!
意外にも場所をとらない四角い利点。
「〜器」という名前のものは、場所をとるというイメージありませんか?
ラバーゼ卵焼き器は卵焼きをキレイに作るために側面が直角に立っているので、実は収納もしやすいのです。
こんな隙間に?と思うところにすっぽりと収まっていますね。卵焼き器は意外にも収納がしやすい。側面が直角に立っているので、安定して立たせやすいんですよね。
場所をとらないので持ち運びもしやすい。
収納しやすい=場所をとらないので、アウトドア好きなスタッフはキャンプには必ず持っていくそうです。鉄なので、ガンガン強い火にかけてもへっちゃらです。
鉄フライパン特有のカリッとした食感を楽しみたい
定番のサニーサイドアップ。卵の仕上がり一つでも、テフロン加工のフライパンと鉄のフライパンって違うんですよね。
こうやって端っこがカリカリっと仕上がるのは鉄フライパンならでは。
この端がカリッカリ、黄身がトロッとした玉子焼きをスパイシーな炒めご飯にのせて一緒に食べると美味しいんですよね!次回はパンやケーキ作りに玉子焼き器を使ったところをアップしますね。