春の訪れを教えてくれる、黄色い菜の花。
道の駅で半開きの菜の花を見つけました。
食べようかな、と思っているうちに見事に開いて、黄色の花束になってしまいました。
少しの間、明るいイエローの色を楽しんだら、茎の方はベーコンと炒め物にします。
フライパンを熱してベーコンを入れて炒め、菜の花の茎ををざっくり切って加え、さっと炒めて塩胡椒。シンプルこの上ない春の一品が出来上がります。朝ごはんにもいいですよ。
カリッと焼いたトーストに乗せたり、ご飯のおかずになります。イタリアにも似た野菜があり、Cima di rapa(チーマディラーパ)といいます。パンチェッタやニンニクと一緒にオイル蒸しやパスタにします。
パンチェッタの代わりにアンチョビも美味しいです。これをパスタにするのもオススメです。何か味出しになるものと一緒に炒めて塩は軽めに、が菜の花を美味しく食べるコツです。
ちなみにこの器、私の大好きなイギリスの陶芸家ジョーさんのブレックファストボウルです。軽いおしゃれなボウル。この器でコーンフレークやたっぷりのスープをよく食べるので毎朝テーブルに登場します。
野菜の花はとても可愛いものが多く、もし咲いてしまったら好きな器に入れてちょっとの間楽しみましょう。
切り花にはない自然な感じで気分も和みます。
ただし野菜は花が咲いてしまうと味が落ちますので、美味しく食べたいなら花はあきらめて早めに食べましょう。