本からのひと言

有元葉子 レシピを見ないで作れるようになりましょう

レシピに頼っていると、鍋の中を見ることをせず、グラムとか何分とか、書かれている数字の通りに作ることになり、自分の感覚で作ることをしなくなってしまう。しかもグラムや時間を測って作ることは、人間にとって楽しい作業ではないのです。
素材の状態や鍋の中を自分の目で見て、五感で感じながら料理を作ることに慣れると、料理が確実に自分のものになってきます。そうなれば食事作りは「ねばならぬ」ものから「やりたい」ことになっていきます。

「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」
有元葉子 著
SBクリエイティブ株式会社
2017年12月24日 初版

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