石鹸の香り

ポルトガルの石けん

家に帰ったら即やること。

手洗い、うがい。
バスルームの石鹸、私は断然固形派です。

固形の石鹸だと泡立つのにそれなりに時間がいりますし、適当にシャシャシャッとは済ませられません。

手についた頑固な汚れ、布についたシミを落とすにも、液体ソープよりも断然固形の方が落ちが良い。何しろ無駄なプラスチック容器が要らないというところも好きです。

ものを増やしたくない性で買い物にはかなり慎重な方ですが、好みの香りの石鹸を見つけると思わずいくつも衝動買いしてしまいます。

ポルトガルの首都リスボンやポルトに旅をした時は、思いのほか頻繁に好きな石鹸に出会いました。ポルトには19世紀からある老舗の石鹸メーカーが多数あるそうです。

甘すぎないナチュラルな香りが本当に良くて、帰りのトランクの中もいい香り!

初めは表面がいい香りでも、使ううちに香りが消えていく残念なものもありますが、ポルトの石鹸はチビになってもその香りがきちんと残り、最後のさいごまでいい気もちで使えます。最後の方に固くなって泡立たなくなったり、黒い線が出るということもありませんでした。

簡素な紙包みのパッケージはイラストがクラシカルでチャーミングです。自分の好きな香りに包まれるバスタイム。1日の疲れを癒してくれる大切な時間です。

好きなチェロの音楽を聴きながら、好きな香りの中で時が過ぎるのを惜しむのも私にはかけがえのない時であり空間です。

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