お味噌汁をいただくとなぜこんなにほっとするのでしょう?
ご飯が炊けると同時に美味しいお味噌汁が出来上がるように
お出汁、大根、油揚げ、味噌をきちんとセットしておくといいです。
私の大好きな大根の千六本のお味噌汁の作り方をご紹介しますね。
- 煮干しのお出汁
- 極細の千六本大根
- 油抜きした細切り油揚げ
- お気に入りの味噌
用意するのはこれだけ。心を込めて丁寧に下ごしらえをします。
煮干しは水出しが一番美味しいです。これは我が家の常備品。
(一袋分の煮干しと水を中ボウルに入れプレートで蓋をして冷蔵庫に一晩入れます。残りは1回分づつに分けて冷凍すると重宝します。)
大根は皮を剥き薄い輪切りをさらに細く切ります。こうすると繊維が切れてふんわり柔らかな口当たりになります。千六本の大根を作るには片刃の和包丁を使うと自分でもびっくりするほど上手に切れます。(ラバーゼなら薄刃包丁。)
熱湯にくぐらせた油揚げは水気をしっかり取り、2枚にはがしてごく細く切ります。鍋にお出汁を温めて大根と油揚げを入れ一煮立ち、細いのですぐに煮えます。そこへお味噌を漉し入れます。はい、これで出来上がり。
(お味噌を漉すにはラバーゼの小ざるが便利)
お味噌は薄めに仕立てると出汁や大根の美味しさが際立ちます。
下ごしらえさえきちんと整えておけばあとはカンタンですね。
ふぅ〜っと、ふんわりやわらかい大根とお味噌の香り、なぜかゆったりと幸せな気持ちになります。
野菜、発酵食品、タンパク質も同時にとれる。日本人の長寿を担う大事な食。
お味噌汁作りもこのようにセットしておくと、料理の段取りがわかりやすく、手際も自然と良くなります。 きちんとセットしておくことで失敗もなく、段取りよく、チャンチャンと料理がはかどりますよ。