お菓子の専門家ではないわたしが焼くケーキは、ちょっとした合間に焼ける気軽なものばかり。
娘たちが小さい頃は、毎週土曜日にお菓子を焼いていました。
「午前中の授業が終わって帰ってくると、いつも家中ケーキやクッキーの焼ける良いにおいで幸せで、今でも良い思い出。」だそうです。
その頃は大きなキッチンスペースがあったので、様々な大きさのケーキ型やマドレーヌ型などを持っていたし、道具も色々揃えていました。
考えてみれば当時の自宅のキッチンは、今の料理スタジオよりも収納棚ははるかに多く、とにかく物がたくさんありました。
今は?
スタジオもそうですが、自宅のキッチンでも台所道具はかなり厳選されています。自宅のキッチンにはケーキの型はもうありません。
では何でケーキを焼くかって?
ラバーゼの角ざるです。
角ざるでケーキを焼けるの?
とちょっと驚かれますが…、うちでは角ザルにオーブン・ペーパーを敷き、スポンジ生地を入れて気軽にケーキを焼きます。
熱の回り方も上々です。 ザルですから焼き上がったらそのまま冷めるのを待つだけ。

網なので焼き上がったあとはそのままケーキクーラーになります。
線材なので歪まず、ケーキは180度以下で焼きますので今まで何の支障もありません。
ただし取説にはオーブンには一応不可とありますので自己責任ですけれど…。
IHがあるキッチンでしたら、ラバーゼのざるやボウルを組み合わせて使うと、湯煎の工程もスムーズにできますよ。
ラバーゼで作る、基本のスポンジケーキの作り方を動画にしました。
(もちろんラバーゼがなくても作れます。)
このふわふわなスポンジケーキに粉砂糖をふっただけでも素敵なおやつになります。
あればゆるく泡立てた生クリームと季節のフルーツがあればおもてなしにもいいですね。
ぜひ作ってみてください。
基本のスポンジケーキのレシピ
材料
- 卵3個と卵黄1個分
- 薄力粉 120g
- 無塩バター 40g
- グラニュー糖 80g
作り方はなかなか文章では説明し辛いので、動画をご覧ください。