ストロベリーポット、作ってみました。

いちごの季節はいつでしょう?

店頭には苺が山のように売られていますね。温室や技術の力で苺の季節がどんどん早くなり、クリスマスから春先までがシーズンになってしまいました。

“いちごの季節は冬?” と勘違いしている方も多いのではないでしょうか。本来はもう少し先、暖かくなってからです。子供の頃、近所に苺を作っている家があり、家の角あたりからいちごのいい香りが近所中に漂っていたのは確か4月か5月でした。香りの記憶というのは一生消えないもののようです。

イタリアでも、苺は5月になると一斉に八百屋さんの店先に並びます。
イタリアの苺は日本のものよりも甘みは少ないかもしれませんが、香りが高く酸味がしっかりあります。

今、日本では苺イコール温室栽培で、形も良くて甘いけれど、香りと強さが足りないと思うのは私だけでしょうか?

煮てジャムにすると香りの力の違いがよくわかります。

作りたかった、ストロベリーポット。

ストロベリーポット

行きつけの園芸屋さんでひと鉢だけイギリス製のポットが残っていたのを購入。ポケットが8つ付いたポットです。


苺用の土と腐葉土を入れ、ポケットにはワイルドストロベリーを植え付け、土がこぼれ落ちないようにポケットのふちに水苔を置きました。上にはとちおとめや赤い花の咲く苺を植え付けました。短時間しか陽の当たらないテラスでも元気に育ち今ではわさわさと葉っぱが出て花も咲き始めました。陽が均一に当たるよう定期的に鉢を回転させています。

イチゴの花が咲いている

ワイルドストロベリーは香りが良くて美味しいです。これから小さな赤い実がつくのを楽しみにしています。

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