大好きな花 アナベル

アナベル

私の大好きな花「アナベル」。

きっと好きな方も多いと思います。


我が家の小さな庭にお迎えして10年くらい経ちますが、植えてよかった、育ててみて感動した、というお花の一つです。

咲き始めからドライフラワーまで長く楽しめるそんなところが特に気に入っています。

長く楽しめるアナベルの魅力

「今年の梅雨入りはいつ頃かな?」なんてことが頭をよぎり始める5月末ころ。
小さな蕾がポツポツと現れます。
はじめは優しいライムグリーンのような色合い。

咲き始めのライムグリーン色のアナベル
咲き始めの5月末頃のアナベル。綺麗なライムグリーン色です。

満開を迎える6月中旬ころには、存在感たっぷりの真っ白な色合いに。
梅雨が続いて、少し沈みやすい気持ちも、アナベルの白で晴れやかな気分になります。

白い時期のアナベル
全盛期には真っ白になります

そのあとは、また徐々に徐々に濃いグリーンの色合いになり、最後はドライフラワーにして楽しみます。
一年中飾っていてベージュ色になった昨年までのドライアナベルと、今年のものを交換し、まるで、お正月を迎えるような新たな気持ちで、新しいアナベルを飾ります。

ここまでが私の毎年恒例の楽しみ方。

ドライアナベル
一年飾っていて優しいベージュの色合いになりました

毎年とてもたくさん出来るので、「アナベルのドライフラワーができたよ」と声をかけると、「今年も欲しい」「送って」などと言う人がいるほど。

さすがに、繊細なので送るのは難しいのですが、なんだかんだと沢山の場所にお嫁に行っています。

まん丸な美しいドライにするためのちょっとしたコツ

来年も美しく咲かせて、きれいなドライフラワーも上手に作るには切るタイミングを間違えないようにしましょう。

梅雨が明けて、4〜5日晴れ間が続く頃になったら、毎日アナベルの花弁を手で優しく触ってみましょう。
はじめはしっとりした感触です。
それが少しずつ水分が抜けてきて“カサッ”とした感じになり、すっかり水分が無くなった状態になったら、カット(剪定)するタイミング。

その前に切ってしまうと、綺麗なまん丸のドライにはならないので要注意。

日陰げに置いておけば、一年経っても淡いグリーンが残り、日なたに置けば優しいおしゃれなベージュ色になります。

来年も綺麗な花を楽しみたい方へ向けた剪定の仕方

ドライにするタイミングで全ての枝を根本近くで剪定しておきましょう。おおざっぱに切っても大丈夫です。これで来年も綺麗な花を楽しめ
ますよ。

花瓶に挿して机に飾られたアナベル
白くなる全盛期には花瓶に挿して飾って

今年の長かった梅雨も、やっと梅雨明け宣言が出て夏本番!

ドライにするにはもう少し時間がかかりそうですが、その分、庭先で私たち家族を楽しませてくれているアナベルです。


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